北朝鮮の核実験 2017.9.4

北朝鮮の核実験を受けて各国、各団体の反応に付いて9月4日付の朝日新聞記事より抜粋。

 

核兵器が実際に使われる前に国際社会が一致して止めないといけない。この状況で核実験を行うことは軍事衝突に至る。レッドラインを越す可能性がある危険な行為。こんなことがずうっと続くと米国との戰爭になる可能性もあり基地のある日本も巻き込まれるかもしれない。

 

今年長崎原爆の日、「核兵器禁止条約に署名、批准を行う考えはない」と述べた安倍晋三首相に対し「あなたはどこの国の総理ですか」と問いかけた長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長(77歳)。

 

広島被爆者で日本原水爆被害者団体協議会の岩佐幹三顧問は「先駆者が次々亡くなる中、被爆者を再び生み出すなという声が弱まってはいけない」と強調。

 

北朝鮮の暴走を食い止めるため、国際社会の強調を願った。「経済制裁の強化で追い詰められたら核兵器が使われる恐れは強まる。」「どうやって緊張の糸を解きほぐすし、平和の道筋をつけるのか考えなければ」

 

いろんな意見があったが、私としても、核兵器の廃絶は絶対と考える。一度核兵器による戦争が始まったら、地球の破滅・破壊を招き、地球の修理・修復は不可能と考えます。安倍晋三総理は、今年長崎原爆の日に、「核兵器禁止条約に署名、批准を行う考えはない」と言っておきながら、今回の北朝鮮の暴挙を受け、北朝鮮に最大限の圧力をかけるため、中国、ロシアに働きかけて安保理で追加制裁決議を採択するなど、最大限の圧力を掛ける必要性を訴えた。

よくも、こんな、づうづうしい提案ができるもの、ますます不信感がつのります。「核兵器禁止条約に署名をし批准する」と言い切り、その上で、安保理で追加制裁決議を採択するというのが、まっとうな道筋ではないのか。