楽しかった夏休み2017.8.16

皆様お元気で帰省されましたか、お疲れ様でした。この度は、お忙しい中、遠路はるばるお越し下さり有難うございました。一歳半の煌大君も元気に成長し、皆さんを楽しませてくれました。また、仁美さんは初めてお出で頂きとても嬉しかったです。来年も是非お出で下さるよう、お待ちしています。さて、8月12日~8月14日の、福間滞在は如何でしたか?私たち老夫婦は精一杯おもてなしをした積りでしたが、至らなかった面はご勘弁願います。狭いながらも本当に楽しいひと時でした。美咲がベランダで転倒し、腰部を痛めたことが残念で、少し気がかりです。早期回復を願っています。

 さてさて世界の情勢は、北朝鮮金正恩朝鮮労働委員長の、ミサイル計画の発表VS米国トランプ大統領の応対が世界を緊張感に走らせました、然し、いずれも緊張緩和を求め、ひと休憩状態で、このお盆の時期は何事も無く幸いでした。皆様がご出発された8月15日は、72年前、昭和天皇がラジオ放送で(2045.8.15pm12.00)大東亜戰爭の降伏を宣言した終戦の日でした。もと、海軍特攻隊員(当時19歳)が残した遺言から「大君の/御楯となりて/すつるみと/思えば軽き/我が命かな」と大義のために死ぬなら悔いはない。また、海軍特攻隊員(当時23歳)京都大生が学徒出陣で残した日記より「愚劣な日本よ 優柔普段なる日本よ 汝いかに愚かなりとも 我らこの国の人たる以上 その防衛に奮起せざるをえず オブテイミズム(楽観主義)をやめよ 眼を開け 日本の人々よ 日本は必ず負ける」と赤紙一枚で召集され、「愚劣な日本」と書き残し、国のためにと命をなげうった。(赤紙とは召集令状、当時1銭五厘の切手の赤色の郵便葉書のこと)このようにお国のためにと、悲惨な戦争に命を捧げた人が310万人。その中で、まだ過去の戦地や・海の底から帰って来ない遺骨は65万柱、咲子の父もそのなかの一人です。戰爭とはこんな無残なというか、無謀というか深く反省すべきです。これを引き起こすのも人間であることを忘れないで欲しいと思います。そして若い人たちは後世に言い伝え、現役の皆様はこのことに深く考えを及ぼし、一人でも多くの共鳴者を増やして頂きたいとお願いいたします。 最後になりましたが、来年もまた楽しいひと時を過ごしたいと願っています。2017.8.16記 内田 豊・咲子