核兵器禁止条約について学ぼう(その一)

核兵器禁止条約 賛成した122カ国/非核地帯を中心に国連加盟国の3分の2

2017/07/24 - 国連本部(米・ニューヨーク)の国連会議で7日、核兵器禁止条約が122カ国の賛成で採択されました。国連加盟国(現在193カ国)の3分の2近くに及び、東南アジアや中東、中南米、アフリカ地域が中心でした。いずれも非核兵器地帯が設立 。

8月6日。8月9日。72年前、広島・長崎に核爆弾が落とされた日です。9日長崎では、安倍総理も参加した慰霊が行われました。広島、長崎の核爆弾の惨禍を二度と繰り返してはならない。毎年8月を迎えるたびに黙祷しながら強く思います。そんななか、9日長崎市長安倍総理に対して核兵器禁止条約を批准するべく要求したことが話題となりました。日本人は、須く二度と核の惨禍を繰り返してはならない、核爆弾を世界から無くしたいという思いで一致していると思います。それなのに日本政府はなぜ参加しないのだと疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、日本がなぜ核禁止条約に参加しないか、核のない世界実現のためにすべきことなどについてわかりやすく見ていきたいと思います。それなのに日本政府はなぜ参加しないのだと思う方もいらっしゃるでしょう。